おけいこについて

おけいこの仕方【幼児・小中学生】

1回のおけいこは約1時間です。最初に硬筆のおけいこをした後、毛筆のおけいこをします。おけいこの流れは次のとおりです。

  1. 教室に着いたら最初に先生にあいさつをし、出席の判を押します。
  2. 空いている席に着いて、硬筆のおけいこの用意(お手本、用紙、鉛筆など)をします。
  3. できあがった硬筆の作品を先生に見てもらい、添削指導を受けます。
  4. 次に、毛筆のおけいこの用意(お手本、半紙、筆など)をします
  5. 半紙2枚に書いて添削指導を受けます。これを6~8枚程度行います。
  6. 後片付けをして、大筆、小筆は教室に残し、先生にあいさつをして教室を出ます。大筆、小筆は教室で預かり、洗って保管しておきます。
おけいこを休む場合【全員】
都合によりおけいこを休む場合は、特に連絡していただく必要はありません。
次回のおけいこの際に申し出ていただき、お休みした分のおけいこを延長して受けてください(1時間半を2回または2時間を1回)。また、違う曜日の柳生書道教室に来ておけいこしていただいてもかまいません。
教室を変更する場合【全員】
毎月通う教室を変更する場合は、おけいこの際に先生に申し出ていただくか、柳生(090-7777-0082)まで直接連絡をしてください。
台風の場合【全員】
台風などにより暴風警報が出ている場合は、おけいこはお休みとします。
柳生書道教室のホームページでもお知らせします。
毛筆・硬筆以外のおけいこはありますか【幼児・小中学生】
当教室では、書道の楽しみを広げていただくため、半紙に書く毛筆のおけいこ以外に、書に関するおけいこをしています。

例えば、自作の俳句を折り染めの半紙に書き、それを団扇(うちわ)に仕上げたり(全学年)、作品に押す印を自分で彫刻する篆刻(てんこく、小5以上)にも取り組みます。また書道展への出品のため、半切サイズ(35×135cm、小中学生)の紙に大筆で作品を制作することもあります。

 芸術としての書は、書写(お手本どおりに半紙に書く)にとどまることなく、創作、鑑賞、評価を通じて、心の中から喜んだり楽しんだりすることが大切です。生活の中で書が活かされていることも知っていただきたいと思います。そのようなおけいこを当教室では心がけています。
毛筆(硬筆)のみのおけいこはできますか【幼児・小中学生】
当教室では、芸術としての書を毛筆のおけいこで修得していただき、実用としての書は硬筆・ペン字のおけいこで修得していただくよう考えています。
また、大筆のおけいこは基本点画を身につける基礎となりますので、大筆の技法が、実用としての硬筆・ペン字の基礎にもなります。そのため、小中学生の皆さんは原則として、毛筆・硬筆の両方を必修としています。ただし、ご希望により毛筆または硬筆を集中しておけいこしたい場合には、そのように対応させていただきます。
左利きは直りますか【幼児・小中学生】
当教室の毛筆指導では、左利きのお子様も右手で筆を持つように指導しています。硯と筆が向かって右側においてあり、自然と筆を右手で持つようになります。最初から右手で筆を持つ練習をすれば子どもはすぐに慣れます。

 硬筆の指導は、左右どちらでおけいこしても結構です。無理に右手に矯正する必要もありません。年長の頃から練習すれば、右利きに直る可能性は高くなるでしょう。小さいうちから右手の練習をすれば、左右どちらでも字が書けるようになります。両利きになりますので、便利かもしれませんね。
書写検定とは何ですか【小中学生・高校・一般】
一般財団法人書写技能検定協会が実施する、硬筆と毛筆の検定試験です。文部科学省が後援しており、全国から多数の方々が受検しています。5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つの等級に分かれており、受験資格に、学歴・年齢・性別その他の制限はありません。

受験科目は、実技と理論に分かれており、試験時間は、毛筆が70分~150分、硬筆が60分~90分です。年3回、受検の機会があります。
柳生書道教室でも受検でき、小学5年生以上の方に案内をしています。当教室では、5級から1級までを受検していただけます。
師範の資格はとれますか【高校生・一般】
師範とは、指導者として認定される資格であり、師範のレベルや認定基準は所属する会や教育機関により様々です。当教室でも各種通信教育での師範資格取得に向けた指導を行っています。

一方で、将来、自分で書道教室を開く場合には、師範という資格は対外的に分かりやすい指標となり教室の看板ともなりますが、それだけでは十分とはいえません。小さくても教育業として行う以上、書道以外に経営的な知識も必要となります。また、幼児・小中学生に書道を教える場合には指導方法も大切です。
当教室では師範資格取得だけではなく、書道教室開講に向けた支援も行っています。

書道用具、用語について

書道の道具はどこで買えばいいですか【全員】
筆、墨、紙、硯を文房四宝(ぶんぼうしほう)といいます。書道をするためにはこの4つが欠かせません。
当教室では、硯、下敷き、文鎮などは貸し出しています。筆、墨、紙は、品質と価格のバランスのとれたものを用意していますので、当教室で購入して使用していただくことをお奨めします。また、上級者向けの筆、墨、紙、硯などの購入や特別注文のご相談も承ります。

ご自分で購入される場合は、書のレベル、書風、書きたい書体などを説明の上、適切なアドバイスがもらえる信頼できるお店で購入してください。
学校で使っている書道用具を使ってもいいですか【小中学生】
教室では、硯、下敷き、文鎮は教室で貸し出しています。半紙・墨液は教室指定のものを使用していただきます。筆は、教室で購入していただいたものを先生が洗って教室で保管しますので、基本的には学校の書道用具を教室に持って来ていただく必要はありません。

なお、筆は丁寧に洗って保管しないとすぐに使えなくなりますので、教室で保管することとしています。

お月謝について

お月謝の納入方法【全員】
おけいこ中はできるだけ指導に時間を使いたいので、お月謝の納入方法は原則として郵便局からの自動引落とさせていただいています。
当月分のお月謝を毎月1日(休日の場合は翌営業日)にお客さまの郵便口座より引き落としさせていただきます。
引落金額につきましては、前月末までにお知らせします。1日に引き落としができない場合には、8日(休日の場合は翌営業日)に再度、自動引落を行います。
郵便口座またはゆうちょ銀行口座へ送金【全員】
郵便口座またはゆうちょ銀行口座へ振込して納入される場合は、下記口座に毎月1日までに振り込んでください。
振込手数料が必要な場合はお客さまのご負担となります。

【ゆうちょ銀行からの振込】
記号:14110 番号:75065341

【ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込】
店名:四一八(ヨンイチハチ)
店番:418 預金種目:普通預金 口座番号:7506534

月謝袋での納入【全員】
やむを得ず月謝袋での納入をされる場合には、月初めのおけいこ日に、おつりのないように納入してください。
教室や移動中での紛失事故を避けるためにも、できるだけ郵便局の自動引落をご利用ください。
クレジットカード、銀行からの自動引落【全員】
クレジットカード払い、銀行からの自動引落はお取り扱いしていません。
休会の手続き【全員】
事情により、しばらくおけいこをお休みになる場合は、休会扱いとさせていただきますので、休会する前月の15日までにお申し出ください(例えば、4月から休会される場合には3月15日まで)。それを過ぎると翌月分のお月謝を納入していただくことになりますのでご注意ください。
休会中は、取得された段級はそのまま継続し、お月謝等は不要です。
休会期間は最長3年間としますが、お申し出により延長することも可能です。
退会の手続き【全員】
退会される場合は、退会する月の15日までにお申し出ください(例えば、3月末で退会される場合には3月15日まで)。
それを過ぎると翌月分のお月謝を納入していただくことになりますのでご注意ください。

 なお、退会された場合は、再入会の際に入会金が必要となりますが、休会扱いであれば再入会の手続きは不要ですので、休会を選ばれることをお奨めします。